蔵王が噴火しそうですが、地震が来たって備えあれば憂いなし
私えぬぐちはアラフォーのおっさんのくせに、、、とっても流されやすいんです。
「南海トラフ巨大地震」「4月14日か15日」「ゲリー・ボーネル氏」「イルカ座礁」、、、今日も一日、そんなキーワードが頭から離れませんでした。
そこにお昼に発令された蔵王の噴火警報が追い打ちを掛けました、、、山形県在住の身としては他人ごとではありません。
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噂が噂を呼び、、、どんな噂も鵜呑みにしてしまっている状況なので、今夜もまた、来る時に備えて買い出ししてきました。ただ行き当たりばったりに食料品を買いあさったわけではなく、事前にしっかりシチュエーションを想定して買い物しています。
※先に断っておきますと、地震に対しての知識はあまりないので、ある程度は勝手な想像が混じっています。
さて、今日買ったものは、、、
・カップラーメン24食
・水2リットル6本
・レトルト白粥6食
・さば水煮缶24缶
・ひよこ豆の缶詰2缶
・煮干し大袋
・シリアル800グラム2袋
・カロリーメイトブロック10箱
・ウィダーインゼリー(みたいなもの)12個
・蜂蜜
・うまい棒30本
・カセットボンベ3本
・使い捨てマスク(大人用と子供用)
以上、スーパー、ホームセンター、ドラッグストアと3ヶ所回って、合計11,000円の買い物でした。
買ったものについて説明する前に、まず、大前提として、、、
・えぬぐちの住む山形を含む東北地方は、地震発生時ある程度の揺れに見舞われるが、ごく一部の地域を除いては家屋の倒壊や停電、断水は起こらない。
なので、基本的には電気、水道などのライフラインは使用できると想定しています。
まず、みなさんに真剣に考えていただきたいことがあります。
もし、2週間~1ヶ月間、食料品を一切買うことができないとしたら、どうでしょうか? えぬぐち家がそうなのですが、毎日、夕飯の材料を買い出しに行くようなお宅では、きっとほんの数日分の食べるもののストックすらないのではないでしょうか?
2011年の震災では、インフラの寸断などにより被災地に支援物資を運ぶことができなかっただけで、東北地方以南には食料品があったわけです。ところが、南海トラフ巨大地震、それに次ぐ首都直下型地震が起こった場合は食料品の生産そのものがストップしてしまう可能性があるのです。生産工場が被害範囲外にあったとしても、本社がダメージを受ければ食材の調達が滞るなどの理由で、現在よりも稼働状況が落ちるのは明白です。
そうなると食料の流通が著しく低下し、食料の配給は政府などにより被災地周辺のみに集約され、東北も含む被災地以外の地域では、もしかしたらスーパーなどの企業努力に任せるがままになってしまうかもしれません。
そんな中、食料品を買いに行っても、何もない、次にいつ入るかわからない、、、容易に想像されます。
だから、食料品の備蓄は被災地以外でも必要です。
ただ、被災地以外の地域では、とりあえず住居に不自由することはないはずなので、避難所などと異なり、「調理は可能であるが食料の入手が難しい」ということです。 主に、山形県での被災後の生活を想像していますので、お住まいの地域に即した状況を想定して下さい。
カップラーメンはライフラインに影響がなければ、お湯を沸かすのに支障はないので、主食になります。お米が普通にあれば炊飯器も使えるので必要ないかもしれません。レトルト白粥は食欲が落ちたときに便利だと思ったので買いました。
水は途絶えることはないとは思いますが、山形県では、数年前に大雨の影響で川が大きく濁り、浄水場の濾過機能が追いつかずに断水した地域がありました。震災によって、一時的に河川が増水することが考えられますので、同様の事態が起こらないとは言い切れません。ただ、可能性は低いと考えていますので、あえて飲用水を準備する必要は感じていません。
サバ缶は、肉類、魚介類等の流通が少なくなったときに大変に重要になると考えています。えぬぐちは普段から食べています。
ひよこ豆のなタンパク源として。コレ、ただの水煮なので、しょっぱくはなく、柔らかくておいしいんです。サバ缶を食べないような小さい子供でも食べられます。
煮干しはタンパク質と不足しがちなカルシウム分の補給のためですが、やはり固いものをよく噛んで食べることで、満腹感を得ることができます。ちょっと小腹が空いたときによさそうです。
シリアルは野菜の摂取が難しい状況での数少ない食物繊維の補給源になりえます。栄養が豊富ですし、先の震災以降、備蓄需要が喚起されているようです。実際に、当時、シリアルがあって助かったという話もあるようです。
カロリーメイトとウィダーインゼリー(みたいなもの)は手軽に栄養補給ができるので。調理ができるという前提なので、火を使わなくても食べられるものは喫緊の場合を除いて必要ないのですが、まあ、子供のおやつ感覚でもありますし。
蜂蜜は味付けにでも、ちょっとした糖分補給にでも、何にでも使えます。
うまい棒は、子供のおやつです。しかし、親としてはむだなカロリーと敬遠したいはずのスナック菓子も、非常時には手軽に高カロリーを摂取できる優れものといえるでしょう。
カセットボンベは万が一、ガスや電気が止まったときのために、調理がカセットコンロ頼りになることを想像して。
使い捨てマスクですが、蔵王が噴火した場合、住んでいる地域まで噴煙が届いた場合、噴煙中に含まれるガラス質が気管や気管支に悪影響を与えるのを防ぐためです。喘息や肺炎などを引き起こしたり、悪化したりすれば命に関わるそうです。これは地震に関係なく、蔵王噴火の影響を受ける山形県、宮城県に住んでいる方には必須ですね。
以上ですが、いずれも、地震が起こらなくても普段から買ったり食べたりしているものです。だから、必要とする事態にならなかったら、ちょっとずつ消費して、ときどき食べた分を補給して、、、ということにします。
シリアルは毎日の朝食に。カップラーメンやカロリーメイトは夜勤のときに。サバ缶は晩酌のお供に。ウィダーインゼリー(みたいなもの)は運動後に、、、と、たくさんあっても全く困りません。 普段のように、食べるときにコンビニで定価で1個だけ買うよりは、まとめて買っておいたほうが結局は安上がりだったりします。
えぬぐち家は磯野家よりも大所帯で、子供も小学校低学年が一人と幼稚園が二人います。実際にこの量では、制限しない限り、間違いなく一週間は持ちません。
普段食材の買い出しを行うことはないのですが、、、食べ物って高いんだなぁ、と実感することができました。
以上、思いつくままに述べさせていただきましたが、読んでいただいた方にとって参考になれば幸いに思います。みなさんも「どうせ食べるんだから、まとめて買っておいてもいいや」と思うようなものから、備えてみませんか?
予定では、来日中のゲリー・ボーネル氏は本日、4月14日に日本を離れるそうです。そのことがトリガーのように、地震が起きなければよいのですが、、、。
どんなに備えているつもりでも、憂いはなくなりませんね。
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