クロエ・モレッツ好きのための映画『キャリー(CARRIE)』リメイク版を観た。
私えぬぐちはアラフォーのおっさんらしく、クロエ・グレース・モレッツちゃんが大好きなんです。
ゴールデンウィークだったので、いくつかDVDを借りてきて映画を観ました。そのうちの一つが2013年に公開されたクロエ・グレース・モレッツ主演の『キャリー(CARRIE)』です。
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某ぱみゅぱみゅさんとは関係ありません(笑)。ホラー映画ですね。原作は1974年に発表されたホラー小説の帝王スティーブン・キングの処女作で、2年後の1976年に映画化されました。
それが、40年も経とうとしてすっかり忘れられた頃になぜかリメイクされちゃったんです。今回借りてきたのは、このリメイク版の方です。
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1976年版は若いころにビデオを借りて観たんですが、、、後味のよろしくない、何と言うか、主演のシシー・スペイセクの容姿も含めて、ほんと可哀想ないいところのない悲しい女の子の映画でした。
ところが、リメイク版の主人公のクロエ・グレース・モレッツちゃんですが、映画全体を通じて、とにかく可愛いの一言!
最初にクロエちゃんのことを知ったのは、2010年公開の映画『モールス(Let Me In)』を観たからでして、その愛らしさにいたく感動したものです。
この『モールス』は、2008年のスウェーデン映画『ぼくのエリ 200歳の少女(Let the Right One In)』のリメイク版です。
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キッカケは忘れましたが、ネット上の評判通りに『ぼくのエリ』がとても面白かったので、リメイク版も観てみたところ、そこでクロエちゃんと出会ったわけですね。『モールス』の中でクロエちゃんは現代に身を潜めながら生きる吸血鬼の少女(でも200歳)を演じています。いざ吸血!というシーンではバケモノ顔の特殊メイクになるので、極端にクロエちゃんが怖い顔をするシーンもなく(若干、血だらけにはなってますが)、はかなげな(役作りもありますが)美少女っぷりを堪能できます。
話が逸れましたが、クロエちゃん主演の『キャリー』です。
どうしてもかれこれ20年以上前に観たときの怖さと衝撃から、1976年版こそが『キャリー』という認識が頭から離れず、リメイク版を観ていても、あらゆるところで1976年版と比較してしまいました。あくまでも比較してみてなのですが、リメイク版の方は『な~に~!? やっちまったなぁ!』感が満載です。
やっちまったなぁ!①
しつこいようですが、主人公のキャリーが可愛すぎる。1976年版ではお世辞にも美人とか可愛いとか言えないシシー・スペイセクが演じており、スペイセクの容姿と役柄、ストーリーがピッタリはまって悲壮感漂いまくっていました。原作の小説では、カエルのように醜く太った女の子という設定でした。ところが、リメイク版のクロエちゃんはちょっとポッチャリで、肉感的、、、肩もガッチリしているので、キャリーをいじめるクラスメイトより強そう。キャリーの性格やお家柄もあるでしょうが、モテないのが不思議なくらい。絶対に想いを寄せているクラスメイトの男子がいるはず(笑)。えぬぐちならきっと、授業も手に付かないくらい毎日見とれちゃいますね。まあ、とにかく物悲しいはずのストーリーが、終始画面に現れる度に「可愛い」と口に出してしまいたくなるクロエちゃんの魅力で物悲しく思うことを忘れてしまっているのでした。
やっちまったなぁ!②
キャリー、空飛んじゃってます、、、。1976年版にはないのですが、キャリーが自分の超能力のことを調べ、物を宙に浮かべたり飛ばしたりをコントロールするための訓練を行っています。きっとそれが功を奏して、自分の体を浮かせて、空を飛べたわけですね。
やっちまったなぁ!③
これは笑うところだったんでしょうか? 地面ドンで地割れ、、、って、アラレちゃんかい!?
やっちまったなぁ!④
自分でも気づいていないクラスメイトの女の子の妊娠を言い当てる。性別まで。キャリーの超能力って、念力で物を動かすものであって、こういう類の能力ではなかったはず。
やっちまったなぁ!⑤
最後のシーンで、お墓から手が、、、出ない、、、出たらビクッとするだろうな、と思いつつも期待して待っていたんですが。出て欲しかった。ベタですが。
、、、以上、個人の感想でした。
ところで、ここまで読んでいただいた方の中には、1976年版も気になるという方がいらっしゃるかと思いますが、単にクロエちゃんが見たくてリメイク版を観た方は、1976年版は見る必要がないと思います。シシー・スペイセクにはクロエちゃんのような期待感は持ってはいけませんよ。本当に暗い映画です、全体的に。観るのには覚悟が必要です。ホラー映画好きの方にはオススメですが。
えぬぐちはスティーブン・キングが好きで、小説や映画もいくつか見ているので、懐かしいと思いつつリメイク版を観てみたわけですが、もうこれは、完璧にクロエちゃん好きのための映画ですね。終始可愛いです。泣いても、叫んでも可愛いです。二の腕の肉感も最高でした。まさにえぬぐちのために撮ってくれたような映画とさえ思ってしまいました。
そういえば、このリメイク版の映画公開やDVD・ブルーレイが発売された頃ですが、クロエちゃんのことを調べようとしてググると、すぐに映画の役の血だらけの姿のクロエちゃんが出てきて辟易しました。えぬぐちはホラー映画が嫌いではないのですが、基本的に怖がりで、そんな気もないのにいきなりホラーな画像が出るのは耐えられないんですよね。特に、子どもたちを連れてカミサンが実家に遊びに行ったりして、えぬぐち一人の夜なんて最悪でした、、、。今現在は、クロエちゃんの名前だけではググっても、ほとんどこの映画の画像は出ませんのでご安心を。