健康診断の結果が出ました、、、。
毎年の恒例行事、職場の健康診断の結果が出ました。
あまりショックは受けませんでした。だって、わかっていたんです。血液検査の数値なんか見なくたって、、、。お腹が全てを物語ります(泣)
血圧、中性脂肪、悪玉コレステロール(LDL)、いずれも数値の横に「H」と記載されていました。 「H」とは、もちろん「High(高い)」、つまり上限値オーバーの意味ですね。
血圧ハイ! 中性脂肪ハイ! LDLハイ! 、、、ハイ! ハイ! ハイハイハイ! あそれ! あるある探検隊!! あるある探検隊!! あるある探検隊!! あるある探検隊!! (なつかし~笑)
、、、さて、「H」のいったい何が悪いんでしょう。
スポンサーリンク
血圧が高いのは筋肉質だから
普段、血圧を測る習慣がないもので、血圧を測る機会といえば年に一回の健康診断の時くらいなのですが、ここ数年はずっと上(収縮期血圧)が160以上、下(拡張期血圧)が80ちょいくらいだったと記憶しています。
健康診断会場に入って、最初に血圧を測るのですが、今年は歩いてきてすぐの測定だったせいか(?)180を超えていました。 係の方や看護師さんが測ってくれるのではなく、自動血圧計の輪っかに腕を突っ込んで自分でスタートボタンを押すスタイルですので、納得がいくまで(笑)何回でも測り直すことができます。
深呼吸をして、、、座りなおして背筋を伸ばして、、、ネクタイを緩めて、、、結局160を切ることはありませんでした。
上が160以上というと、人によっては中等度高血圧症と診断されて治療を開始する場合があるくらいの数値らしいのですが、特に自覚症状はありません。 というよりも、そもそも血圧が高いとどういうふうに具合が悪くなるのかよくわかりません。
頭痛持ちなので、月に数回は痛み止めを飲むのですが、、、。
血圧測定、聴力検査、身長体重腹囲測定、といろいろあって、医師の診察を受けるのですが、いつもごく簡単に終わってしまいます。 事前に書いておいた問診票に「疲れやすい」「お腹の調子がよくない」「風邪をひきやすい」「腰が痛い」などなど、あちこちに◯を付けていても、それに対するツッコミはありません。
昨年かその前くらいに、血圧について聞かれたことがありましたが、
医師「血圧高いって言われたことは?」
私「ありません(っていうか普段測ってません)」
医師「ふーん、あ、そう、、、よし、問題なし」
という感じでスルーしました。
まあ、医師が問題ないと判断してくれたのだから、問題ないのだろうという理解でずっと過ごしています。
ところで、「筋肉質の人は血圧が高い」という噂(?)をずっと信じていました。 若いころはガチでウエイトトレーニングをしていて、今でもそこそこ鍛えているので、腕周りと、いわゆる力コブは人並み以上と自負しています。 カッチカチです。 『筋肉が発達しているのだから、血圧計のギュッと締め付ける力に弾力のある筋肉が反発してしまい、結果、測定値が高くなる』という本当かどうかよくわからない理論で自分を納得させていたのですが、、、どうやら、そんなことはないようです。
きっと、毎年高いのだから、実際に高いんでしょうね、、、。
善玉と悪玉コレステロールの比率が問題らしい
血圧以上にショックだったのが、脂質関係の数値でした。
恥ずかしいので具体的な数値は伏せますが、LDL(悪玉コレステロール)と中性脂肪が「H」、それも上限値を大きく上回っていました。
ご存知のとおり、いわゆるコレステロールと呼ばれ、現代人に敵視されているこのLDLは、増えすぎると血管内に付着して血管を細くしてしまい、動脈硬化の原因になります。
さらに、中性脂肪が増えるとHDL(善玉コレステロール)を減らし、LDLが増加してしまうそうなんです。
そのせいか、少しでも多くあって欲しいHDLがLDLとは反対に「L(low=低い)」だったんです、、、。
これらについては、さんざん調べて、、、さんざんショックを受けました(笑)。
こうして記事を書いているだけでショックの上塗りになるので、本当はここらへんで止めておきたいのですが、、、もっと恐ろしい事実を目の当たりにしてしまったので、これだけはお伝えします。
昨年の結果にはなかった(かも知れない)「L/H比」なる項目。「LH比」「LDL/HDL」とも表され、読んで字の如くLDLとHDLの比率です。
なんでもLDL、HDLそれぞれの多寡よりも、動脈硬化の危険性を示す指数である、この比率の方が重要とされているそうです。
つまり、血管を汚す悪者であるLDLの数値が高くても、掃除屋であるHDLが高ければL/H比は小さくなり、血液は良好な状態に近づくということのようです。
L/H比の基準値は2.0ですが、1.5以下で正常、安心と言えます。
2.0以上は動脈硬化を起こしやすくなり、2.5を超えるとすでに血栓ができている可能性が大で、心筋梗塞などのリスクが急増するらしいです。
3以上はいつ死んでもおかしくないって、、、私、4.0でした、、、。
原因はお昼を食堂で食べるようになったから
脂質関係の検査値は、昨年までは全く正常でした。 なので、この一年間で急に悪くなったということになります。
原因は明白で、昨年の4月から社内食堂で昼食を取るようになったからです。
それ以前はずっと、愛(が付くかは別にして)妻が作ってくれるお弁当を持参していました。
何人かの同僚に驚かれたのですが、「それで足りるの!?」というくらいの小学生の低学年児が使うようなサイズのお弁当箱に詰めてもらっていました。 それでも、もともと食が細いので十分足りていました。
しかも、我が家はほとんど揚げ物を作ることがなく、アンチ肉派が多いもので、家での食事も弁当も魚と野菜が中心になっていました。
そんなヘルシーな和食中心の食生活に転機が訪れたのが昨年の4月でした。 上の子の小学校入学、下の子(双子)の幼稚園入園が重なり、これは毎朝お弁当を作ってもらうのは大変だ思い、社食の利用を決意したところです。
ですが、本当のことを言うと、ずっと社食に憧れていました、、、(笑)。
温かいご飯、、、あまり家では食べない揚げ物、、、お肉、、、。
お弁当ならば数百キロ程度であったカロリーが、突如として、1,000キロオーバーになってしまったのですから、想像に難くないですね。 効果てきめんでした。
しかも、何が気に入られたのかは不明ですが、今では何も言わなくても食堂のおば、、、お姉さんがご飯を大盛りにしてくれちゃいます。 食べられるのですが、昼から食べなくてもいい量です(笑)。
得られるものが大きかったので後悔はしていません。
お腹まわりの脂肪が増えると、間違いなく血液検査の脂質関係の数値が上がる、、、非常にわかりやすいですよね。 お腹まわりの脂肪が血液中にとけだしているのでは(笑泣)。
あ~あ、痩せないと。
社食にはお蕎麦もありますが、やっぱり働き盛りのおっさんとしてはガッツリ食べたい、、、。
でもですね、この一年の食生活の変化とそれによって増えたお腹まわりのサイズについては、ちっとも後悔していません。
なぜかというと、それまでほとんど話すらしたことのないような他部署の方とお近づきになれたからなんです。
ホント、廊下ですれ違っても挨拶ひとつしない、お互い顔と名前意外知らないようなちょい年上の先輩社員なんですが、それが、ほとんど毎日のように同じテーブルでご飯を食べていると、それまでお互いに別部署について、無知であるがゆえに(言葉を選ばないで言えば)バカにしていたりしていたのに、誤解が解けて、理解も深まるという素晴らしい結果を得ることができたわけなんです。
社会人としてひとつ成長できたような気がします。
得られるものが大きかったので、OKです。
、、、と素直に喜べればいいんですが、喜んでないでお医者さんにかかるべきでしょうか? だって、いつ心筋梗塞を起こしてもおかしくないらしいL/H比なんですから、、、。
アラフォーのみなさん、健康診断の結果出ました? 見ました? 数字の横に「H」ありませんか???